未経験でもカーテンカウンセラーを学べる?先に知っておきたい基礎知識
カーテンやインテリアの知識は、未経験からでも学び始められます。ただし、特定の名称の資格を取れば、すぐに採用や独立につながるとは限りません。
まずは受験資格、試験の仕組み、費用、学習範囲を確認し、資格取得を目指すのか、仕事や暮らしに役立つ知識を身につけたいのかを分けて考えることが大切です。
- 未経験者でも受験できるインテリアコーディネーター資格試験がある
- 受験可能であることと、採用や独立が保証されることは別
- 試験日程・費用・登録や更新の条件は公式案内で確認する

未経験から学ぶ前に知っておきたいカーテン相談の基礎
「カーテンカウンセラー」は、カーテンの素材や色、採光、部屋の用途などを踏まえて相談に応じる役割を指す言葉として使われます。ただし、国が定める資格名や、広く統一された公的資格として扱われているわけではありません。
周辺分野で知識や技能を証明する方法として、公益社団法人インテリア産業協会が実施するインテリアコーディネーター資格試験があります。受験に年齢、性別、国籍、学歴、職業、経験の制限はなく、未経験者も受験できます。
インテリアコーディネーターの業務は、カーテンだけでなく、家具、照明、内装材などを含めた住空間の提案です。カーテンに関心がある場合も、色彩や素材、寸法、施工、顧客の要望を幅広く学ぶ必要があります。
学び始める前に確認したい主なポイント
未経験から資格試験を検討するなら、受験できるかどうかだけでなく、試験内容と取得後の扱いまで確認しましょう。2026年度のインテリアコーディネーター資格試験では、一次試験と二次試験で形式や実施日が異なります。
一次試験はCBT方式の選択式、二次試験は筆記式の実技です。一次試験のみの合格者は、次年度から3年間、一次試験を免除して二次試験を受験できます。
- 受験資格に年齢・学歴・職業・実務経験の制限がないこと
- 一次試験と二次試験で出題形式や準備内容が異なること
- 2026年度の申込期間が7月15日から8月31日までであること
- 一次試験は9月15日から10月15日、二次試験は12月6日に予定されていること
- 基本タイプの受験料が税込14,850円で、一次試験のみ・二次試験のみは税込11,550円であること
- 合格後の初回登録や、5年ごとの更新登録にも費用と手続きがあること

自分に合う学び方を見極めるチェックポイント
向いているかを判断するときは、資格名への関心だけでなく、学習時間を確保できるか、住まいや商品への関心があるか、相手の希望を聞いて提案することに抵抗がないかを考えます。
厚生労働省のjob tagでは、インテリアコーディネーターへの入職に特定の学歴や資格は必要とされていません。一方で、住宅や商品の知識、コンサルティング能力、実務経験を積むことが重要とされています。
そのため、未経験者は資格試験の勉強だけで結論を出さず、住宅メーカー、工務店、家具メーカーなどの仕事内容や求人条件も確認すると、将来像を具体化しやすくなります。
身につけた知識を仕事や暮らしに活かす方法
学んだ知識は、カーテンの提案を含むインテリア関連の仕事だけでなく、自宅の模様替えやリフォームの検討にも活用できます。ただし、活かし方によって必要な知識や経験は異なります。
仕事につなげたい場合は、資格取得と並行して接客、採寸、見積もり、施工業者との調整などの実務に触れる機会を探すとよいでしょう。暮らしに活かす場合は、部屋の方角や窓の大きさ、光の入り方、手入れのしやすさを整理して選ぶことが基本です。
| 目的 | 重視したい学び | 取り組みの例 |
|---|---|---|
| 就職や転職を目指す | 商品知識、提案力、接客、実務の流れ | 関連企業の仕事内容や応募条件を確認する |
| カーテン提案の幅を広げる | 素材、色、採寸、窓まわりの機能 | 複数の商品を比較し、要望別の提案を考える |
| 自宅の暮らしに活かす | 採光、断熱、遮音、手入れのしやすさ | 部屋ごとの条件を書き出して商品を選ぶ |
| 将来的な独立を考える | 顧客対応、見積もり、仕入れ、事業運営 | 実務経験や開業に必要な手続きを別途確認する |
カーテンカウンセラーという呼び方に関心がある場合も、まずはインテリア全般の知識と相談・提案の基礎から学ぶと理解を深めやすくなります。 カーテンカウンセラーの案内を見る

申し込みや資格選びで注意したいこと
「受験できる」ことは、「未経験のまま採用される」「資格だけで仕事を獲得できる」ことを意味しません。就職や独立を考える場合は、勤務先が求める商品知識、接客力、提案力、実務経験を確認してください。
また、インテリアコーディネーター資格試験は国家資格ではなく、公益社団法人インテリア産業協会による資格試験と登録制度です。登録には初回登録料14,300円(税込)がかかり、資格の有効期限は初回登録日から5年間です。
2026年度の受験料や日程、登録料、更新条件は変更される可能性があります。申し込み前には、協会の最新案内で金額、期限、試験方式を確認しましょう。
カーテンやインテリアの学びに関する疑問
未経験から始める場合は、まずカーテンに関する相談業務とインテリアコーディネーター資格試験の違いを理解し、自分が身につけたい範囲を明確にするとよいでしょう。
よくある質問
最初に、目指す目的と必要な学習範囲を確認しましょう。カーテンの提案を仕事にしたいのか、住まいに活かしたいのかで、必要な知識や実務経験は変わります。資格試験を受ける場合は、受験資格、試験日程、費用、登録・更新条件を公式案内で確認してください。
住まいやインテリアに関心があり、色や素材を比較すること、人の要望を聞いて提案することが好きな人に向いています。年齢や学歴、実務経験を問わず受験できる試験もありますが、学習時間を確保できるか、仕事として必要な接客や商品知識も学ぶ意思があるかが重要です。
資格の取得だけで採用や独立が決まると考えないことが大切です。試験の対象範囲、登録や更新にかかる費用、応募先の条件を確認し、可能であれば接客や採寸などの実務にも触れましょう。費用や日程は変更されることがあるため、申込前に公式情報を確認してください。
まとめ
未経験からカーテンやインテリアを学ぶことは可能です。受験資格に経験を問わない資格試験もあり、学び直しの入口として活用できます。
一方で、資格は採用や独立を自動的に保証するものではありません。目的、学習時間、費用、実務経験を積める環境を照らし合わせ、無理のない計画を立てることが大切です。
参考にした情報
- 厚生労働省『job tag(職業情報提供サイト)』
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/338 - 公益社団法人インテリア産業協会
https://www.interior.or.jp/examination/ic/overview/ - 公益社団法人インテリア産業協会
https://www.interior.or.jp/examination/ic/apply/ - 公益社団法人インテリア産業協会
https://www.interior.or.jp/assets-before/examination/ic/apply/pdf/IC_exreq.pdf - 厚生労働省『job tag(職業情報提供サイト)』
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Search/ResultCertificate?certificateId=142&name=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC - 公益社団法人インテリア産業協会
https://www.interior.or.jp/cbt/ - 公益社団法人インテリア産業協会
https://www.interior.or.jp/license/ic_explain/ - 公益社団法人インテリア産業協会
https://www.interior.or.jp/examination-ic/



