インテリアコーディネーター取得にかかる費用はどう見る?受験・教材・講座を分けて確認
資格取得にかかる費用は、受験料だけを見て判断すると実際の負担とずれることがあります。教材や講座、製図用具、交通費に加え、合格後の登録や更新も分けて考えることが大切です。
2026年度の受験料は受験する方式によって異なり、学習費には一律の必須額がありません。必要な項目を洗い出し、独学か講座利用かを自分の状況に合わせて選ぶと、予算を立てやすくなります。
- 受験料は受験方式によって異なり、2026年度は11,550円または14,850円(税込)
- 教材・講座・製図用具・交通費は選択によって変わる任意の学習費
- 合格後の初回登録費と、5年ごとの更新費用は受験料と分けて確認する

インテリアコーディネーター取得にかかる費用の基本
インテリアコーディネーター資格試験は、公益社団法人インテリア産業協会が実施しています。2026年度は年齢、性別、国籍、学歴、職業、実務経験を問わず受験できるため、受験資格を得るための学校費用や実務経験の費用は必要ありません。
取得費用を考えるときは、試験を受けるための費用、学習に使う費用、合格後に称号付与や登録を継続する費用を分けると分かりやすくなります。教材や講座は必須ではなく、学習方法によって金額が変わります。
受験料・学習費・登録費で押さえるポイント
費用の中心は受験料ですが、勉強の進め方や受験回数によって総額は変わります。特に一次試験と二次試験では求められる準備が異なるため、教材の種類や製図用具の有無も確認しておきましょう。
- 受験方式ごとの受験料を確認する
- 教材を購入するか、通信・通学講座を利用するか決める
- 二次試験に向けた製図用具や練習環境を用意する
- 試験会場までの交通費や、必要に応じた再受験費用を見積もる
- 合格後の初回登録費と更新登録費を別枠で考える

予算と学び方を決めるための判断基準
予算を決める際は、まず受験する年度と方式を確定し、その後に学習費を足していくと整理しやすくなります。短期間で集中的に学びたい人は講座を選ぶ場合があり、時間に余裕がある人は市販教材を使って独学する方法もあります。
ただし、費用が高い学習方法ほど合格しやすいと一概にはいえません。学習時間を確保できるか、二次試験の記述やプレゼンテーションをどのように練習するかなど、金額以外の条件も比較しましょう。
一次試験のみの合格者は、次年度から3年間、申請により一次試験の免除を受けて二次試験のみ受験できます。すぐに二次試験へ進めない場合でも、免除期間を踏まえて計画を立てられます。
資格取得後や暮らしに費用をどう活かすか
資格取得にかけた費用は、知識や提案力を身につけるための学習投資として考えられます。住まいの間取り、照明、家具、内装材などを考える際に、学んだ内容を自宅の計画や仕事上の提案へ活用できる可能性があります。
一方で、資格を取れば就職や収入が自動的に決まるわけではありません。厚生労働省のjob tagでは、インテリアコーディネーターとして入職する際に特定の学歴や資格は必要とされていない一方、就職時に有利となる場合があるとされています。資格費用と就職の可否は分けて判断しましょう。
資格を仕事に生かしたい場合は、受験料だけでなく、接客、提案、図面作成など将来必要な技能を学ぶ費用として比較すると、目的に合う選択をしやすくなります。
| 費用の項目 | 内容 | 金額の考え方 |
|---|---|---|
| 受験料 | 一次・二次試験を受けるための費用 | 受験方式により公式料金が決まる |
| 教材・講座 | 市販教材、通信講座、通学講座など | 選ぶサービスや学習量で変動する |
| 製図用具・交通費 | 二次試験の準備や会場までの移動にかかる費用 | 必要な道具や居住地によって変わる |
| 登録・更新 | 合格後の称号付与や登録を継続するための費用 | 初回登録費と5年ごとの更新費を分けて確認する |

見落としやすい費用と注意したい誤解
資格取得費用を受験料だけで見積もると、教材や二次試験対策、合格後の登録・更新にかかる費用を見落としやすくなります。逆に、講座費用を必須額と考えるのも適切ではありません。
取得費用について確認しておきたいこと
一次試験は2026年度にCBT方式で実施され、予定期間は9月15日から10月15日までです。二次試験は12月6日予定の筆記式で、プレゼンテーションと論文が行われます。試験形式が異なるため、受験料だけでなく、二次試験向けの準備費用も見込んだほうがよいでしょう。
基本タイプで一次・二次を同年度に受ける場合の受験料は14,850円(税込)です。一次試験のみを受ける先取りタイプと、一次免除で二次試験のみを受けるタイプはいずれも11,550円(税込)です。基本タイプで一次不合格となり二次試験を受けられない場合でも、一部返金はありません。
合格後に協会の称号付与を受けるには初回登録制度があります。今回確認できた公式情報の範囲では初回登録費の金額を確認できないため、受験料だけで取得後の費用まで確定させないようにしましょう。
更新登録は、資格取得後5年目・10年目が更新登録費と研修費を含め20,900円(税込)、15年目以降は更新登録費のみ14,300円(税込)です。更新を完了すると有効期限が5年間延長されます。
よくある質問
最初に、受験する年度と方式を確認し、公式に定められた受験料を把握します。2026年度は、基本タイプが14,850円、一次試験のみ、または一次免除で二次試験のみ受けるタイプが11,550円です。そのうえで教材、講座、製図用具、交通費、合格後の登録や更新を別々に見積もります。
自分で学習計画を立てて教材を選べる人は、独学を軸に費用を抑える方法を検討できます。学習時間を確保しにくい人や、二次試験のプレゼンテーション・論文対策を体系的に進めたい人は、通信講座や通学講座が選択肢になります。向き不向きは金額だけでなく、学習時間や必要なサポートで判断しましょう。
講座や教材の費用を、全員に必要な固定費として扱わないことが重要です。また、受験料だけで総額を判断せず、登録・更新費や交通費も確認してください。資格取得が就職や収入を保証するものではない点、更新しない場合は協会による称号付与・資格登録の継続に影響する点も、事前に理解しておきましょう。
まとめ
インテリアコーディネーターの取得費用は、受験料、任意の学習費、製図用具や交通費、合格後の登録・更新費に分けて考えると判断しやすくなります。2026年度の受験料は方式により11,550円または14,850円(税込)ですが、教材や講座には一律の必須額がありません。
独学、通信、通学のどれを選ぶかは、予算だけでなく、確保できる時間や二次試験対策の必要性で決めることが大切です。登録・更新制度や料金は変更される可能性があるため、申し込み前と合格後に公式案内を確認してください。
参考にした情報
- 厚生労働省『job tag(職業情報提供サイト)』
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/338 - 公益社団法人インテリア産業協会
https://www.interior.or.jp/examination/ic/overview/ - 公益社団法人インテリア産業協会
https://www.interior.or.jp/examination/ks/overview/ - 公益社団法人インテリア産業協会
https://www.interior.or.jp/assets-before/examination/ic/apply/pdf/IC_exreq.pdf - 公益社団法人インテリア産業協会
https://www.interior.or.jp/license/ - 公益社団法人インテリア産業協会
https://www.interior.or.jp/examination/ic/apply/ - 公益社団法人インテリア産業協会
https://www.interior.or.jp/qanda/ - 公益社団法人インテリア産業協会
https://www.interior.or.jp/license/ic_explain/



